中国国営中央テレビは22日、ミツバチが作り出すプロポリスを生産する中国企業が、実際には樹脂などを加工した物質を大量に混ぜて販売していると報じました。
プロポリスの有数の産地である河南省長葛市の複数の製造工場では、樹脂や木の芽を煮詰めた物質を大量に混ぜ、「純化プロポリス」として販売。天然プロポリスが「95%以上含まれている」としているが、実際は約1-20%しかないということです。
本物のプロポリスは1キロ・グラムあたり約700元(約8800円)ですが、同市の製造業者は150元(約1900円)前後で取引しているそうです。製造業者によると、こうした製法は10年近く続いていて、どこでも同じように製造しているというとのこと。
販売価格だけでは判断しかねますが、安すぎるモノにはご注意を。
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