ここのところ、雪が積もったり、ポカポカと小春日和だったりと、変わりやすいお天気が続きます。体が気温の変化についていくのに一生懸命ですね。
神戸では3月中旬に、子ども達も楽しみにしている寝釈迦祭りがあります。例年、寝釈迦祭りの頃には寒さが戻るといわれています。体調に気をつけてお過ごしください。
とはいえ、もうすぐ春!花粉症の方には大変な季節でもありますが、早めの服用、使用にて予防効果も期待できるお薬もあります。皆様が快適な春を迎えていただける様、お手伝いさせていただけたらと思います。
(written by . H.T)
**野菜パワー☆旬を意識しましょう**
旬に取れる食材には、体に必要な成分がたくさんつまっていると言われています。夏が旬の野菜には、体を冷やす野菜が多くあるように、春野菜にはあたたかくなる季節に向けて、体を目覚めさせたり、調子を整える効果があるそうです。
【春キャベツ】
日本では江戸時代から栽培されています。
栄養 ビタミンC、胃腸にやさしいビタミンUなど。
ポイント ビタミンC、Uは加熱するとこわれるので、生食が効果的。
加熱するときはスープなどにして汁ごと食べるとよいでしょう。
油による胃もたれを防いでくれるので、豚カツやフライなどに添えるのもおすすめです。
【アスパラガス】
原産地は南ヨーロッパからウクライナ。日本には江戸時代に伝えられました。
栄養 アスパラギン酸:新陳代謝を促し、スタミナをつけて疲労回復。利尿作用もあります。
ルチン(穂先に豊富):毛細血管を強くするフラボノイドです。
その他、ビタミンA、B1、B2、C、Eなども含まれています。
ポイント 先端にいくほとやわらかいのでゆでる時は根元からゆっくり湯に入れます。
【たけのこ】
食用にされる竹は中国原産。日本には1736年に薩摩に 移植されたと言われています。
栄養 食物繊維:便秘解消や、コレステロールの吸収を妨げ、体外へ排出する役割があります。
カリウム:余分な塩分を排出し、高血圧や動脈硬化を予防します。
チロシン:たけのこ特有のアミノ酸。生活習慣病を予防します。
ポイント 太くて短いものが良質で皮が乾いていないものが新鮮です。
たけこのにはないミネラルやビタミンを補うには、わかめと煮るのがおすすめです。
えぐみ成分であるシュウ酸は、尿管結石の要素のひとつなので十分にあく抜きしましょう。